HOME>旅行レポート 9日目その1 アグリジェント→セリヌンテ→パレルモ

9日目 その1 アグリジェント→セリヌンテ→パレルモ(2007年5月6日)

天候

晴時々曇 イメージ 晴 最高気温25℃位

行程

  • 09:30 ホテル出発
  • 09:45 Siculianaで給油
  • 10:20 シャッカ通過
  • 10:45 分岐
  • 10:55 セリヌンテ到着
  • 11:50 セリヌンテ出発
  • 12:00 アウトストラーダA29号のインター
  • 12:50 パレルモ空港
  • 12:55 ガソリンスタンドで給油
  • 13:05 エイビス空港営業所でレンタカー返却
  • 13:20 エイビス空港営業所出発
  • 14:00 ホテル到着
  • 15:00 ホテル出発→パレルモ見学
  • 17:00 ホテルに戻る
  • 19:00 ホテル出発
  • 20:00 ディナー

シラクーサからアグリジェント 地図

旅行レポート

*** イタリア語ペラペラ? ***

次は連泊するぞーと心に決め、ホテル出発。ここからはSS115を走る。結構快適な道路で、時々美しい海が見える。15分ほど走ったところにあるSiculianaという街のガソリンスタンドで給油した。スタンドのオーナーと従業員のおじちゃんから声をかけられ、夫は何やら会話を楽しんでいる。給油後は私達を「チャオ!」と見送ってくれた。後で何ていってたの?と夫に聞くと「日本から来たのか?レンタカーで周っているのか?」とか言ってたらしい、たぶん・・・。

SS115 風景 写真

SS115からの風景・お墓?

SS115 風景 写真

SS115からの風景・レース開催

*** セリヌンテ ***

予想外に順調なので、セリヌンテを見学することにした。成り行き、気まぐれで行程を変更できるのがドライブの良いところ。SS115から南へ曲がり約10分で駐車場到着。

まずはお手洗いを済まし、それから見学。セリヌンテの神殿群は東と西に分かれている。私達は立派な神殿のある東神殿群を先に見学した。真っ先に現れたのは、女神ヘラに捧げられた神殿で、E神殿と呼ばれているもの。この神殿は1950年代に復元されたものではあるが、アフリカ海を臨める立地のおかげか古代の風を感じることができる。日本人なら「夏草や兵どもが夢の跡」を思い出す?私だけ? F神殿やG神殿は瓦礫の山のような状態だった。

西の神殿群は距離がありそうだったので、遠くから眺めるだけにした。それにしても海が青い。遠くにかすかに陸のようなものが見える。きっとアフリカ大陸だ。そう思うとそれだけでも感動してしまう。

セリヌンテは立地そのものに魅力があり、カートに乗って見学することもできるので、体力に自身がない人にもお勧め。

セリヌンテ 神殿 写真

セリヌンテ・E神殿

セリヌンテ 神殿 写真

セリヌンテ・E神殿

セリヌンテ 神殿 写真

セリヌンテ・アクロポリのC神殿

セリヌンテ エコツアー 写真

セリヌンテ・エコツアー案内

*** 危機一髪! ***

木登り名人が、人に高い木に登らせて梢を切らせた時、最後の最後で「用心しなさい」と声をかける。気を抜いたときにミスは起き易いという徒然草の中の有名な話。

で、シチリアと何の関係が?それが大有り。セリヌンテから10分でアウトストラーダA29号を走る。道はガラガラ、順調そのもの。間もなくパレルモ、と思った矢先、車が右へフラ〜〜、左へフラ〜〜と。隣を見ると、何と居眠り運転!驚いて起こす。夫もこの時ばかりはさすがに恐怖を感じたようだ。

ドライブを開始して8日目、最終日の残りわずかな時間にもう少しのところで大事故になりそうだった。

*** ついにドライブ終了 ***

夫はこのままパレルモのホテルへ行って、荷物を下ろしてからまた空港へ戻り、レンタカーを返却したいと言う。何でわざわざそんな面倒なことを考えるのか?単にパレルモの街を走りたいだけ?多少険悪なムードになりながらも、最終的にはパレルモ空港で先にレンタカーを返却することになった。

満タン返しを選択したので給油をしなければならないが、空港にはガソリンスタンドがないんじゃないかという夫の予測は当たっていて、空港にはなかった。空港を一周してから一番近いインターで下り、一番近いスタンドで給油した。

再び空港へ行き、ついにレンタカーを返却。私は事務所で待ち、夫とスタッフは駐車場でキズなどのチェック。旅行前に見たHPの旅行記では概ねチェックは甘いと書かれていたが、そんなことは全くない!日本人だから?そんなことも全くない!どの人も厳しくチェック!3回当てているのだから仕方ないが、275ユーロも取られた(-_-;)

駐車場にたまたま来たタクシー争奪戦に勝ち(ちょっと大げさか)ホテルへ。上機嫌の私は運転手さんと片言の英語で話す。夫は不機嫌。。。パレルモの街に入ってからは、運転手さんの案内を聞きながらホテルに到着。えっ、ホテルはどこ?絶対自分達でレンタカーで来たら見落とすはず。看板もちっちゃいしホテルという感じがしない。

入口で運転手さんがベルを鳴らして何やらフロントと話している。するとドアの鍵が開く。外観だけでなく、中も会社かマンションみたいで、何にもない。運転手さんは荷物を運んで、チップをしっかり請求、そして去っていった。

ここどこ?いったん外に出て確認、一応ホテルの名前があるが。うろうろしていると、欧米人のファミリーがやってきて、夫にホテルはここかと尋ねる。夫はたぶんそうみたいと答える。

結局フロントは、10段ほど階段を上がったところにあるエレベーターで、さらに上の階へ行かなければならなかった。チェックイン後、自分達の部屋へ。これも驚き、先ほどエレベーターに乗った同じ階(一応1階というらしい)だ。何て面倒な!と思ったが、観光には便利だった。クラシックなエレベーターは最初は面白いが、何度も乗るにはちょっと不便だから。

SS640 風景 写真

ブザーを押すとフロントへ繋がり、開錠。

扉を開けると ↓↓↓

SS640 風景 写真

各階を移動するクラシックなエレベーター。

これはホテルスペースの外側にある。

SS640 風景 写真

中はモダンな作り、一番奥が私達の部屋。

部屋の扉を開けると →→→

SS640 風景 写真

意外に広くてびっくり、シンプルで良い感じ。

ただし景色は×。

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